放送大学

放送大学で学んでいます-入学から就職

学費イメージ

shiroutoです。

2016年の春から『放送大学』に三年次編入し現在も在学中です。

このページでは、私が放送大学に編入学した時の手続きのこと・実際に学んだ感想、就職のことなどについて紹介します。

放送大学とは

放送大学の基本情報を紹介しておきます。※以下情報は全て2019年4月時点のものです。

  • 学部-教養学部 6つのコースで自然科学や情報系もあり
  • 学生数-約87000人
  • 学生の種類-全科履修生(大卒資格が取得できる)・選科科目履修生ほか
  • 2・3年次編入-いずれもあり
  • 入学時期-毎年4月と10月
  • 入学金-全科履修生は-24000円
  • 授業料-半期ごと履修登録した科目数×11000円(2単位)or5500円(1単位) 

 入学手続き

入学手続きの流れについて簡単に説明します。

学生の種類を決める

まず最初に学生の種類を選択します。以下の3タイプがあります。

  • 全科履修生-大学卒業を目指すコース
  • 科目履修生・選科履修生- 好きな科目だけ履修するコース
  • 集中科目履修生-図書館書士など資格要件を満たす科目だけ履修するコースで7-9月の間だけ在籍するコース

私は卒業を目指す全科履修生を選択しました。

私の卒業した専門学校は、3年次編入の入学要件を満たしていましたので3年次編入で入学しました。

コース選択

放送大学は1学部1学科で学びのコースが6コース用意されています。

  • 生活と福祉コース
  • 心理と教育コース
  • 社会と産業コース
  • 人間と文化コース
  • 情報コース
  • 自然と環境コース

願書の提出

学生の種類とコースを決め、必要な書類をそろえて郵送しました。私は専門学校卒で3年次編入でしたので以下書類を送付しました。

  • 入学願書
  • 専門学校の修了証明書と成績証明書
  • 高校の卒業証明書

卒業した専門学校は遠かったので、電話で事情を話し必要書類を郵送していただきました。とても親切に対応していただき助かりました。また、高校の卒業証明書は、会社の出勤途中にもらいにいきました。30分くらいで発行してもらえました。

必要な書類を準備して書類郵送後、2週間くらいで選考結果が入った書類が自宅に届きました。

結果は、『合格』でした。用件を満たしていれば合格出きるとはいえちょっとうれしかったですね。しかも、3年次編入の認定上限の62単位を認定していただきました。残り62単位で晴れて卒業・学位取得となります。

初年度前期に払った学費

私が初年度前期に支払った学費は、 既修得単位認定審査等手数料10,000円 (私は3年次編入でしたので) ・入学料24000円・履修登録をした2科目分の授業料22000円トータル56000円です。

放送大学が他の多くの通信制大学と違うところは、半期ごとに自分が履修登録した授業料分だけを支払う(単位従量制)ところです。

奨学金や学割

当然大学ですので奨学金制度の利用も可能ですし学割も使えます。

学習スタート

早速、インターネットで学生専用ポータルにログインし履修科目を登録します。

システムWAKABAログイン画面⇒こちら

どのくらいの学習ボリュームか全くわからなかったので、2016年前期はとりあえず2科目だけ履修登録し学習をスタートしました。学習の難易度などについては下で紹介します。

2018年度末時点で取得したトータル単位数

2016年4月~42019年3月の3年間で21単位を修得しました。2019年3月末現在でトータル83単位修得です。放送大学の場合、3年次編入だと6年間の在学期限となりますので、卒業までの残り3年であと41単位の取得が必要な状況です。

このペースだと卒業単位の取得は少し厳しい状況です。ただ、6年間で124単位修得できなくても、再度入学すれば今まで取得した単位は引き継ぐことが出来ます。別途入学金が発生しますがまあ私はゆっくりやっていきたいと思っています。

放送大学で実際に学んで

3年間学んだ感想ですが、まあ何とかやっていけるかなといった感じです。途中、面倒臭くなった時期もありましたがなんとか続けることが出来ています。取得単位数がしょぼいですが...

学生の年齢層

単位認定試験で見かけた学生の年齢層について紹介します。

年齢層の比率ですがざっくり高齢の人・中年の人・若い人=2:4:4くらいの割合でしょうか。若い人が結構多いなと驚きました。心理や看護師の資格が取れるというのもあるのでしょうか、若い人は女性が多いです。

学習の難易度

学習内容と単位の取りやすさなどについて紹介します。

基盤科目の学習難易度

基盤科目は一般教養科目ですので学習内容も単位取得も難しくありません。単位認定試験は教科書・ノート持ち込み可の科目も多いです。

中にはほとんど勉強せず テスト中にテキストで該当部分を探しながら回答して、A評価がもらえた科目もあります。(但しこういった単位の取り方は結構空しいです。)

コース科目の学習難易度

各コースごとに科目が設定されていて、導入科目・専門科目・総合科目にわかれます。

各コース科目の単位認定試験は基本テキスト持ち込み不可ですので、ある程度勉強しないと単位取得は難しくなります。

コース科目の中でも専門科目は、難易度にばらつきがあります。私が選択した中で最も苦労したのは『日本の古代中世』という科目で、テキストのどこにも載っていないことがテストに出たりします。テキストで学んだことをベースに発展的に自学しなさいということだと思います。再テストで何とかC評価はいただけました。

学習難易度は平均点を参考にする

各科目の難易度の一つの目安として平均点がシラバスで公開されています。

単位取得難易度の目安として、合格点数60点に対して平均点が下回っている科目は単位がかなり取得しにくい科目です。60点台前半の科目も比較的難易度が高めの科目となります。逆に70点台後半~80点台の科目は単位がとりやすい科目です。

単位取得の難易度については、知りたい科目名+難易度などのキーワードで検索すれば個人ブログでも多く紹介されています。

私のブログでも各科目の学習のポイントなどについて紹介していますので参考にしてください。

面接授業

私はまだ履修登録したことはありませんが、面接授業といって実際にキャンパスで2日から数日かけて講義を受けるタイプの授業があります。放送大学は各都道府県に学習センターがあり、学習センター毎に内容が違うものが設定されています。

また、同じ学習センターでも期ごとでカリキュラムは変わります。他の都道府県の講義も面白そうなものがたくさんあり、土日2日間で受けれる講義もありますので、今後は旅行がてら受講してみたいと思っています。

修得単位は2日間カリキュラムの場合、殆どが1単位で授業料は5500円です。2日間真面目に参加すれば単位は取得できるようです。

卒業の単位取得要件

卒業を目指す場合、自分が選択したコースでの必須修得単位数の設定がありますが、私は専門学校ですでに必修単位数を修得済みでしたので、あとは自由に自分が興味を持った分野での履修をすすめています。

卒業後の就職について

若い人は就職の資格要件を満たすために放送大学入学を考えている人もいるでしょう。しかし、放送大学はキャリアサポートをしていませんので自力での就活となります。

しかし、しっかりと就活の計画を立てて活動すれば希望に叶った就職も不可能ではありません。

放送大学と就職についてでは、実際に放送大学を卒業して大手企業2社から内定をもらった人の実例を交えて放送大学からの就職について紹介していますので参考にしてください。

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