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派遣会社でスキルを磨いての罠

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大学中退した人や第2新卒で就職の機会を逃した人の中には、大手有名企業に就職することを望んでいる人も多いと思います。

就活が面倒なのでとりあえず派遣会社に入る人が多い

しかし、新卒カードは使えませんのでなかなかハードルは高くなります。この時、とりあえず派遣会社に入ってスキルを磨いて大手企業の正社員採用をと考える人もいるかと思います。悪い選択ではないと思いますが、危険な気もします。

ワークライフバランスが優れた会社に入ってしまうと

私の会社にも派遣社員の人が多くいます。そして、うちの会社というかうちの部署は社会全体から見るとホワイトな職場です。

私の部署では、派遣社員の人にも担当者レベルに近い業務を担当してもらう場合も多くありますので、仕事を通して得たスキルが既に高いにもかかわらず、いつまでも派遣社員として勤めている人、せっかく一度別の会社の正社員として退社したのにまた派遣社員として同じ職場に戻ってくる人がいます。

その人に話を聞いてみると一度良い労働環境の会社で働いてしまうと、労働条件や 職場環境を比べてしまい、どうしても不満を感じてしまうのだそうです。

リーマンショック後の買い手市場時に転職した人たち

その人たちが転職した時期は、まだ買い手市場感が強い時期で入社した企業も自社に比べるとどうしても劣るものでした。つまり、入社できた会社もまあまあのブラック企業が多かったようです。

人間は一度恵まれた環境に身をおいてしまうと、それが基準になってしまい、中々抜け出すことが出来なくなってしまうのでしよう。

リーマンショック時のこと

一方、別の企業の派遣社員として勤めていて私の勤める会社に正社員として入社した人もいます。

その人にも話を聞いてみると、不況時は自宅待機でかなり給料が減ったことや、基本派遣先からもらうお金が増えなければ自分の給料も上がらないため、10年いても基本給はほとんどかわらないなど厳しかった話を聞きます。

派遣会社の正社員は若いうちはそこそこの給料がもらえますが、メーカーなどに入社した人に比べ年を取るほど差が開いてくるのだそうです。(まあそれが派遣業のビジネスモデルですから)

景気が良い時はいいのですが、景気が悪くなると、まず真っ先に調節弁の役割を課せられてしまうのが派遣社員です。

私は派遣会社のすべてを知っているわけではありませんが、リーマンの時の状況を目の当たりにした経験がありますので、どうしても不安を感じてしまうのです。

それはわかっていても、次のことを考えるのがおっくうになりついハッピーケースでの将来を思い描く、またはあともう少しと先送りしてしまうのは人間として仕方のない部分ではあるのかもしれません。

派遣社員以外の選択肢も検討しましょう

不幸にも派遣先の企業が超ホワイトだった場合、そこから抜け出すことが出来なくなってしまう人は多くいます。

安易に派遣会社...ではなく別記事で書きましたが、先ずはワークライフバランスが優れたBtoB企業や大手企業の子会社の正社員にチャレンジ、それがだめでも小さくてオンリーワンの技術を持っている企業でスキルを磨きその会社がよければとどまる、あるいは転職するなどの選択肢もあるかと思います。

日本の企業は、外国企業ほど会社の規模で労働条件が天地ほど違いません。探せば会社規模に関係なく、労働環境が大手企業より優れた会社はいくらでもあります。

転職するときに差が出る可能性もある

企業によっては、派遣社員がやっている仕事を低く評価するところも多くあります。

うちの会社では結構深いとこまで担当する人も多いのですが、スキルレベルについては面接をして話を聞くまでわかりません。派遣社員だったというだけで、エントリーシートの時点で落とされてしまったらアピールのしようがありません。

一方、小さくてもモノを造っている会社は規模に関係なく背負うものが違います。実際にモノを造り、納めるということはとても大変なことです。

規模が小さければ仕事の前後工程とのつながりが深いため、モノ造りの大きな流れを理解でき、成果もダイレクトに実感できます。製造業の話になりましたが、販売・サービス業などでも同じように、企業規模が小さくなるほど任せられる業務範囲は広がります。

この経験は、転職する時の履歴書の内容などに如実に表れます。そして、武器になります。

これから就活を始める人へ

就活は骨がおれる作業です。しかし、今苦労することで将来の安心につながります。

面倒だからとりあえず入れるところに入っておくではなく、よりよい就職に向けて頑張ってください。

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